ヒトリガタリアカシキ

喋るブログ。書き物じゃなくてラジオのつもり。

オンライン講義をやってみた話

僕の本職はシステムエンジニアで、まぁ簡単に言うとIT周りの便利屋みたいな感じ。IT、とヒトクチに言ってもジャンルが広すぎるからもう少し特定すると、Webというジャンルをやっている。 

新卒で入社して幾年か経ち、年次も上がってきて、OJTやら研修講師やらをやることも出てきた。僕自身はしゃべることは得意な部類なので、苦に思ったことはない。ということで、ついこの前、オンラインで知り合い向けにHTML/CSS講座なんてものをやってみた。

 2部構成で、1部は用語解説、2部は実践編。

プロットを作り、スライドを用意して、なんとなく話すことを考えて、1つネタを仕込み(こだわり)…と支度をやった。そしていざ本番…とやってみると、これがまた難しいこと難しいこと。。

 1部の用語解説はまだしも、2部の実践編として文法や書き方を紹介するのは本当に難しい。例えば英語の文法みたいに「名詞の後は動詞」とか、プログラミングで良くある「おまじない」という言葉が出てきそうになるのを必死でこらえてなんとか話したものの、「そもそも、聴き手の意識をそういうところへ持って行かせてしまった」ことが講師としての力不足を感じた。頑張って理解しよう、覚えようとしてくれたに違いない。

 「こんなことできるよ!作れると楽しいよ!」みたいなテーマでやるべきだったのかな、と反省である。

 僕も当初、技術研修を受けていたときの気持ちを思い出してみたい。その時の気持ちがフィードバックされた講義が作れたら、良いものができそうだ。